本田はなぜブーイングを浴びたのか? 伊紙記者の証言とミランで最低の「70%」が示す現実

ボナベントゥーラとの差が浮き彫りに

「本田1人で、このチームを救うことはできない。しかし本田には、もっと期待がかけられている。より大きな活躍を期待されているんだ。2、3回いいプレーはあったが、シンプルなパスミスがあった。監督の目にも、サポーターたちの目にも、よく映っていなかった。だからブーイングも起こった」
 大ブーイングの理由は、ミラン栄光の10番を背負う男の単純な技術的ミスにあるという。フットボール専門シンクタンク「instat」によると、この試合の本田のパス成功率は70%。これはスタメン出場した11人の中で最低の数字だ(表参照)。2番目に低いのはU-21フランス代表FWエムベイェ・ニアングの73%。前線に闇雲に性急な縦パスを出していたような印象のあったミランの中で、本田とニアング以外はいずれも80%以上の数字を残している。
 もちろん、より相手のプレッシャーが強い前線の選手は、もともとパス成功率が低くなる傾向にある。だが、この試合では同じ攻撃的MFを務めたイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラが87%という高い数値を叩き出しており、本田とのパフォーマンスの差がデータ上でも浮き彫りになっている。
 本田が通せなかったパスの中には、単純な技術ミスによるものが散見したと、指揮官、サポーター、メディアの目には映っているという。だから、交代でピッチを後にする際、サポーターに拍手する所作を見せた本田に対して罵声を浴びせかけたのだという。
ミランパス成功率

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