レアル元会長が暴露 ジダン監督任命前にモウリーニョ氏へ監督を打診していた!?

去就に注目が注がれるスペシャル・ワン

 レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン新監督任命前、チェルシーから成績不振で解任されていたジョゼ・モウリーニョ元監督に打診していたという事実が明らかになった。レアルのラモン・カルデロン元会長が、暴露したもので英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 成績不振の責任を取らされたラファエル・ベニテス監督は4日に解任され、下部組織のレアル・マドリード・カスティージャを率いていた英雄ジダン氏が新監督に就任した。

 現役時代に天才司令塔として鳴らしたジダン氏は、白い巨人にとっては切り札とも言 える存在だ。その投入前にフロレンティーノ・ペレス会長は、かつてレアルに君臨したスペシャル・ワンに連絡を取ったという。

 カルデロン元会長がこう語っている。

「現在の会長が、ジョゼ・モウリーニョを大好きな事は秘密でも何でもない。ペレスはジダンを選ぶ前に彼に連絡を取ったんだよ。明らかに、モウリーニョはこのシーズン途中に就任することを好まなかった。そして、ジダンはクラブにいた。この後の数週間で何が起こるか状況を見守る必要がある」

 2010年から13年までレアルを率い、国王杯とリーグ制覇を獲得したモウリーニョ監督は選手との関係が悪化して、契約満了でチームを去った。マンチェスター・ユナイテッドの後任候補に浮上するスペシャル・ワンの去就には大き な視線が注がれている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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