今季限りでの引退を表明しているアテネ五輪の日本代表主将・那須の労う会を開催

　ヴィッセル神戸は来年1月1日、クラブ史上初のタイトル獲得を懸けて天皇杯決勝で鹿島アントラーズと対戦する。元日本代表FW田中順也は自身の公式ブログを更新。天皇杯後の現役引退を発表しているDF那須大亮を囲う会を催したことを明かすと、アテネ五輪の日本代表主将も「優勝しような」と感謝を述べている。

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　リーグ戦8位だった神戸は、21日の天皇杯・準決勝で清水エスパルスを3-1で下して初の決勝進出。クラブ史上初のタイトル獲得を懸けて元日に強豪・鹿島と対戦する。現役引退を表明している元スペイン代表FWダビド・ビジャ、アテネ五輪で日本代表の主将を務めた那須の花道を飾るべくチームの士気が高まるなか、決戦を前に改めて“決起集会”が行われたようだ。

　田中は自身のブログで「那須会」を開催したことを報告。有名シュラスコ店の前で、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、ベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン、日本代表DF西大伍、DF渡部博文、DF大﨑玲央、MF郷家友太らとともに撮影した記念ショットを投稿し、先輩に対してハッシュタグで思いを綴っている。

「#那須さん現役お疲れ様です」
「#那須さんYouTube登録者数10万人おめでとうございます」
「#熱き闘将」
「#優勝で送り出したい」

　これには那須も「最高だよ順也 ありがとう 優勝しような」と感謝の返信。ポドルスキも自身の公式インスタグラムで、「off time」というひと言とともに同様の写真を掲載している。鹿島を破って初タイトルを手にし、ビジャと那須の花道を飾りたいところだ。