ヘンク伊東、CLナポリ戦の奮闘をイタリア紙が高評価 「トゲがほとばしり突進する」
スピードを生かした突破を見せるなど右サイドを活性化
ベルギー1部ヘンクは、現地時間10日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節でナポリ(イタリア)に0-4で敗れた。リバプール(イングランド)、ナポリ、ザルツブルク(オーストリア)と同居する厳しいグループに入り、唯一未勝利(1分5敗)で敗退となったが、イタリア紙はナポリ戦の伊東純也を高く評価している。
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敵地に乗り込んだヘンクは前半3分、17歳GKマールテン・ファンデフートのミスもあり、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクに先制点を献上。さらに、同26分と38分に得点を決められ、前半だけでハットトリックを許してしまう。後半にもPKを決められ、0-4で力なく敗れた。
そのなかで、右サイドハーフの伊東は前半33分に持ち前のスピードでDFを振り切り、エリア右の深い位置から折り返しを見せるなど、後半27分に交代するまで奮闘した。
イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は伊東に「6.5点」を与え、試合の最優秀選手に選出。「彼のスピードはベルギーの少ない武器の一つ。深いところからのクロスが来て、いいボールを供給する」と評価した。また、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」もヘンクでは最高となる「6点」をつけ、「右は優越性を作り出して、トゲがほとばしり突進する」とその高い推進力を称えた。
グループステージでは1勝もできずに終わったが、伊東は全6試合に先発出場して計442分間プレー。自身の公式インスタグラムで「いい経験になりました」と綴っており、CLでの経験を糧にさらなる飛躍を遂げることに期待したい。
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