ファン・ハール解任問題の余波? マンUのイタリア代表DFにユベントス移籍が急浮上

英紙報じる 両サイドバックをこなすダルミアンをイタリア王者が狙う

 ルイス・ファン・ハール監督の去就問題に揺れるマンチェスター・ユナイテッドから、イタリア人サイドバックが母国への帰還を決断する可能性が浮上している。英紙「メトロ」は、イタリア代表DFマッテオ・ダルミアンが冬の移籍市場でユベントスへ移籍する可能性を報じている。

 今季、イタリアのトリノから1800万ユーロ(約24億円)の移籍金でユナイテッドへ渡ったダルミアンは、レギュラークラスの選手としてプレー。左右のサイドバックをこなす柔軟性も評価され、重宝された。その一方で、チーム成績は思うように伸びず、監督解任問題など周囲の雑音も大きい状態だった。

 一方、両サイドバックの選手層が手薄なユベントスは、冬の補強としてユナイテッド経由で同じ本拠地のライバルクラブであるトリノ出身選手の“禁断の移籍”を画策しているという。当面は期限付きで、1500万ユーロ(約20億円)の買い取りオプション付きでの移籍になると報じられている。

 ファン・ハール監督就任以来、460億円とも言われる補強費をつぎ込んできたユナイテッドだが、その成果は乏しい。昨季英国史上最高の移籍金でレアル・マドリードからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを獲得したが、今季開幕前に放出している。

 

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