エルサルバドルで悲報 同国最多キャップ数誇る元代表DFが銃弾に倒れる

八百長事件関与の疑いでFIFAから永久追放

 エルサルバドル元代表で同国史上最多キャップ数を誇る元ニューヨーク・レッドブルズDFアルフレッド・パチェコ氏が27日、射殺されたことが明らかになった。エルサルバドルサッカー連盟が、ショッキングなニュースを発表した。

「元選手であるアルフレド・パチェコの死去を悲しんでいます。痛みを分かち合い、悲嘆に暮れる家族にお悔やみ申し上げます」

 連盟はこう声明を発表した。パチェコ氏は2002年から13年まで左サイドバックで活躍。代表通算86試合を誇り、地元都市サンタ・アナのFASというクラブで10年間活躍。米MLSニューヨーク・レッドブルズでも短期間プレーした。だが、2013年にエルサルバドル代表の八百長事件に関与した疑いで、FIFAによって永久追放された22選手の1人だった。

 パチェコ氏は27日未明、路上で知人といる際、近づいてきた車両から発砲を受けたという。知人2人も負傷したもよう。今回の殺人事件が、八百長事件と関連があるのかは、明らかにされていない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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