不振が続く主将ルーニーには…

　そうした中で、リーグ戦わずか2得点のルーニーの得票率は55.6％。なんとか過半数を獲得したものの、キャプテンのパフォーマンスには多くのファンが失望しているようだ。

　そして、ファンからの支持率が50％を切り、「売却すべき選手」とされてしまったのはMFアントニオ・バレンシア、U-21が主戦場のMFニック・パウエル、そしてベルギー代表MFフェライニの3選手。得票率はバレンシア48.5％、パウエルが37.8％、そして断トツで低い数字となったのがフェライニで27.9％だった。

　昨季最終戦で退場処分となり、今季は開幕3試合で出場停止となり出遅れた。ここまでリーグ戦9試合に出場。1-2で敗れたボーンマス戦では得点を決めていたものの、今季は目立った活躍を見せられていない。先発もわずかに4試合。ファンからの支持も含めて、ユナイテッドでの立場は非常に厳しいものとなっている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images