「日本は韓国に劣ってなどいない」 香川と本田を継ぐ“次世代2人”を海外指名「問題は…」

アジアのプレイヤーの更なる活躍に期待がかかる【写真:Getty Images】
アジアのプレイヤーの更なる活躍に期待がかかる【写真:Getty Images】

世界の個人賞にアジア勢から韓国人選手のみのノミネート 「日出づる国の選手の名はなかった」

 フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は現地時間21日、2019年度の世界最優秀選手を決めるバロンドールの候補者30名と、21歳以下の最優秀若手賞を決めるコパ・トロフィーの候補者10名を発表し、アジア勢からは韓国人選手がそれぞれ1人ずつノミネートされた。海外メディアは、韓国が飛躍を印象付けるも「日本は間違いなく劣ってなどいない」と強調している。

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 バロンドール候補にアジア勢で選出されたのは、トットナムの韓国代表FWソン・フンミン。さらに、コパ・トロフィー候補にはバレンシアの韓国代表MFイ・ガンインが名を連ねた。世界最高峰の名だたるトップクラスの中で、ソン・フンミンとイ・ガンインがアジアの代表としてそれぞれ入賞を果たすことになった。

 これを受け、衛星放送「FOXスポーツ」インドネシア版は「日本は常にアジアで最高位のサッカー王国として見なされているが、2019年の世界最優秀選手賞、若手賞の候補者リストには、日出づる国の選手の名はなかった。代表者として選手を送り込んだのは、彼らのライバルである韓国だ」と、日韓のライバル関係を引き合いに出し、日本からは1人も候補者が出なかったことに触れている。

 一方で、「日本は間違いなく韓国に劣ってなどいない。香川真司と本田圭佑の一時代を経て、現在は久保建英と安部裕葵がいる」と指摘し、マジョルカの日本代表MF久保建英、バルセロナBのMF安部裕葵を次世代の日本を背負う存在として名指ししている。

しかし、マーケティング面においては「韓国は他のアジア勢と一線を画している。日本と比べると、特にだ」と記しており、選手の宣伝に関しては日韓の間で差が生じていると見解を示していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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