残り2枠へ 浦和MF関根がリオ五輪最終予選にラストアピール

「やるべきことを全うする」

「(メンバーに)入りたい気持ちがない選手はいない。あと2人のチャンスはある。それだけ、選ぶのに悩ましいだけの選手がいるのはいいこと。誰を選ぶかは分からないけど、世代の中で一つの目標。チャンスをつかめれば。沖縄(合宿)に行っているメンバーもいるけど、天皇杯で自分のやるべきことを全うする。レッズのためにやるだけ」

 U-22日本代表の手倉森誠監督は、今月30日まで行われる沖縄県でのトレーニングキャンプ終了後に、AFC U-23選手権カタール2016(リオデジャネイロ五輪アジア最終予選)に臨むU-23日本代表メンバーに加える2人を決定する方針だ。浦和が26日に準々決勝、勝利すれば29日に準決勝に臨むこともあり、関根のアピールの場は天皇杯になる。

 右サイドを切り裂く若きスピードスターが赤い悪魔を待望のタイトルに導き、それを手土産に手倉森ジャパンの救世主になる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo Getty Images

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