「久保はトライを続ける。しかし…」 レガネス戦“不発のダブルタッチ”に現地紙注目

マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】
マジョルカMF久保建英【写真:Getty Images】

後半37分、カットインで1人かわしてダブルタッチ発動 PA内で倒されるもノーファウル

 スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間26日のリーガ第10節レバンテ戦で1点ビハインドの後半14分から途中出場。少ない攻撃チャンスのなかで仕掛け、終盤にはダブルタッチで局面を打開しかけた。スペインメディアも「久保はトライを続ける。しかし…」と機能不全の攻撃に言及している。

 開幕9戦で2分7敗と最下位に沈み、暫定監督の元で試合を迎えたレガネスのホームに乗り込んだマジョルカは、立ち上がりから思うように攻撃を組み立てられない。すると、前半31分に左サイドからクロスを上げられ、最後はデンマーク代表FWマルティン・ブライトバイテに押し込まれてレガネスに先制を許した。

 3戦連続ベンチスタートとなった久保は1点ビハインドの後半14分から登場し、前節レアル・マドリード戦(1-0)と同じくスペイン人MFダニ・ロドリゲスに代わって右サイドハーフに入る。直後は守備に追われ、スペイン人DFジョアン・サストレとの連係が合わずボールが持てなかったなか、後半26分には右サイドでドリブル突破。ゴールライン際をえぐって折り返そうとするアクションを見せた。

 少ないチャンスのなか、最も目を引いたのが後半42分だ。絶妙なトラップで足元にボールを収め、小刻みなタッチで右サイドからカットイン。対峙したアルゼンチン代表DFホナタン・シルバの逆をとり、カバーにきたスペイン人MFレシオとの間をダブルタッチで抜けようとした。かわした際にレシオの足が久保の左足首にかかったようにも見えたが、ペナルティーエリア内で倒れた久保にファウル獲得のコールはなし。そのままプレーは続行された。

 アディショナルタイム7分を含め、後半はお互いにチャンスを迎えるもゴールは生まれず。マジョルカは最下位レガネスに今季初白星を献上してしまった。

 スペイン紙「マルカ」は、久保のダブルタッチの場面について「久保が右から仕掛ける。彼はエリア内に侵入する際にダブルタッチで置き去りにし、倒された。レフェリーは笛を吹かなかった」とテキスト速報を投稿。スペイン地元紙「Ultima Hora」も、「久保はトライを続ける。しかし、オプションがない。マジョルカの攻撃は今季最も機能不全」と描写した。

 出場機会を得ている一方で、久保の“我慢の時”は続いている。

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