尿管結石で激痛のメッシ CWC準決勝欠場も「決勝戦ではチームの助けになりたい」

フェイスブックで激白 20日のクラブ世界一決定戦リバープレート戦への執念

 バルセロナのFWリオネル・メッシは20日に行われるクラブワールドカップ(CWC)の決勝リバープレート(アルゼンチン)戦の出場に意欲を燃やしている。尿管結石に苦しめられ、準々決勝は欠場したエースは自身の「フェイスブック」を更新。「決勝戦ではチームの助けとなれることを願っている」と、クラブ世界一を決める大一番への意気込みを語ってる。
 バルセロナは17日に行われた準々決勝の広州恒大戦はメッシに加え、ネイマールも欠場という飛車角落ちのメンバーで臨んだ。それでもFWルイス・スアレスがハットトリックの活躍を見せて3-0と快勝。アジア王者の歴然とした実力差を見せつけた。アルゼンチン代表FWはフェイスブックを通じて「チーム全体で素晴らしい仕事をした、これで決勝だ」と勝利を祝福。欧州王者バルセロナは、サンフレッチェ広島を退けた南米王者リーベルの待つ決勝へ順当に駒を進めた。
 腎臓結石により痛み止めも効かないという激痛に苦しむメッシだが、「いかなる試合でも、欠場するのは決しておもしろいものではない。回復し、ファイナルではチームの手助けができることを望んでいる」とし、決勝の出場に意欲を燃やしている。
 
 2015年度のFIFAバロンドールの最終候補にもノミネートされている世界最高のFWは、新たなタイトルを獲得し三冠達成に沸いた2015年を締めくくることはできるだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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