難敵レスターに速攻カウンター炸裂　リバプールは2-1で勝利し8連勝を達成

　リバプールは現地時間5日、プレミアリーグ第8節のレスター・シティと対戦し、2-1で勝利を収めた。後半アディショナルタイムに元イングランド代表MFジェームズ・ミルナーが劇的決勝弾となるPKを沈めて8連勝を達成した。また、セネガル代表FWサディオ・マネが決めた電光石火のカウンター弾に「フェラーリの速度」「非現実的なゴール」と反響が寄せられている。

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　開幕から破竹の7連勝を収めているリバプールは、リーグ3位と好調なスタートを切っているレスターをホームに迎えた。ブレンダン・ロジャース監督は2012年から3年間リバプールで指揮を執っていたこともあり、難しい一戦となることが予想されていたなか、真骨頂とも言える速攻カウンターで先制点を奪うことに成功する。

　0-0で迎えた前半40分、GKアドリアンからクロアチア代表DFデヤン・ロブレンへ、そこから守備陣の間でテンポ良くボールを回すと、自陣の左サイドでパスを受け取ったミルナーが左足で長距離のスルーパスを供給。抜け出したマネが右足でゴール右隅に流し込んでネットを揺らした。

　アドリアンからマネのフィニッシュまで18秒という電光石火の先制弾となったが、リバプール公式インスタグラムは「なんてボールだ！　なんてランだ！　なんてフィニッシュだ！」と文章を添え、ゴールシーンを動画で公開。コメント欄には「完璧なカウンター」「なんてアシストだ、ミルナー！」「マネは現時点で世界最高のフィニッシャー」「フェラーリの速度」「非現実的なゴール」とファンからも反響が寄せられていた。

　昨季はUEFAチャンピオンズリーグ（CL）優勝を達成したものの、悲願のプレミア制覇はあと一歩のところで逃すことになったリバプール。今季は開幕8連勝と昨季以上のロケットスタートを切っており、雪辱を晴らす準備は万全に整っているようだ。