国王杯失格のレアル 処分撤回へ異議申し立てもスペイン連盟に却下される

スポーツ裁判所への訴えが受理されなければ処分が確定

 出場資格のない選手を起用したとして、スペイン国王杯で失格処分を下されているレアル・マドリードは、スペインサッカー連盟へ処分撤回を求めて異議申し立てを行っていたが、”白い巨人”の主張は退けられた。英衛星放送「スカイ・スポーツ」などが報じている。

 問題となっているのは12月2日に行われた国王杯のカディス戦(3−1でレアルが勝利)でのこと。レアルはこの試合でロシア代表MFデニス・チェリシェフを先発起用した。しかし、このレフティーは昨季期限付き移籍で加入していたビジャレアルで国王杯に出場。そこでの最終戦で累積3枚のイエローカードを受けていたため1試合の出場停止処分となり、出場資格がなかったとして後にクラブは失格処分を言い渡されていた。

 レアルは今後、スペインスポーツ裁判所へさらなる訴えを起こすと見られているが、これが受理されなければ失格処分が確定となる。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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