FIFA年間表彰式を訪れたロベルト・カルロス、盟友らとの写真を公式SNSで公開

　国際サッカー連盟（FIFA）による年間表彰式「The BEST」が現地時間23日にイタリア・ミラノのスカラ座で行われた。各国代表のキャプテンと監督、ジャーナリスト、ファン投票によって受賞者が決定するなか、男子の最優秀選手賞はバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが史上最多6度目の栄冠に輝くなど、各賞の行方に大きな注目が集まった。それと同時に毎年話題になるのが、新旧のスター選手が一堂に会する華やかな式典の模様だ。元ブラジル代表DFロベルト・カルロスは、自身の公式インスタグラムに「私のチーム」と綴り、レジェンド8人が並ぶ写真を投稿して反響を呼んでいる。

　ロベルト・カルロスは現役時代、“悪魔の左足”と恐れられた強烈なキックと屈強なフィジカルを武器に、1990年代後半から2000年代にかけて「世界最高の左サイドバック」としてその名を轟かせた。ブラジル代表として2002年日韓ワールドカップ（W杯）で世界一、1996年から2007年まで所属したレアル・マドリードで公式戦512試合に出場したレジェンドは、今回の年間表彰式「The BEST」に出席。そこでかつての盟友らと再会を果たしたようだ。

　公開された写真に写るのは、中央のロベルト・カルロスを中心に8人が並んだもの。顔ぶれを見る限り、ロベルト・カルロスと昨季途中までマンチェスター・ユナイテッドを率いた名将ジョゼ・モウリーニョとつながりのあるメンバーのようだ。

　ロベルト・カルロスの左隣に写るのは、代表とレアルで共闘した元ブラジル代表の“怪物”FWロナウド、そしてその隣にはレアルで長年右サイドバックを務めた元スペイン代表DFミチェル・サルガドが立つ。レアルと代表で共闘したメンバーはもう1人、右端に写る元ブラジル代表MFジュリオ・バチスタ。左端には日韓W杯の優勝メンバーで、アーセナルで活躍した元ブラジル代表MFジウベルト・シウバの姿がある。

　そして残るはモウリーニョと“ポルトガルつながり”の2人。左から2人目は元ポルトガル代表FWヌーノ・ゴメスで、右から2人目でモウリーニョが肩に手を置くのがポルトとチェルシーで師弟関係にあった元ポルトガル代表MFマニシェだ。

　豪華な顔ぶれが並んだ“8ショット”にファンも反応。コメント欄には「偉大なレジェンドたち」「銀河系軍団」「なんて素晴らしいんだ」「名手たち」「ナイスチーム！」など称賛の声が届いていた。顔ぶれを見る限り、ここにセンターバックと攻撃的MFの人材を加えれば、名将モウリーニョの下で好チームに仕上がりそうだが……。それぞれの現役時代に思いを馳せながら、ファンに夢を抱かせるような一枚となっている。