過熱するイブラヒモビッチの去就問題

　チェルシーが今季限りでパリ・サンジェルマンと契約満了になるスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの獲得に向け、週給21万5000ポンド（約4000万円）という巨額の条件を準備していると、スペインサッカーメディア「ドン・バロン」が報じている。

　フットボール界のカリスマは今季限りで契約満了となる。そのため、以前から去就問題が大きな注目を集めており、ACミラン、米MLSなど様々な移籍先が候補に挙がってきた。イブラヒモビッチ自身は「プレミアリーグに行くには遅すぎる」と語り、イングランド挑戦の可能性は消えたかに見えたが、最近のレポートでは、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督とイブラヒモビッチが相思相愛と報じられていた。

　そんな中、同じロンドンを本拠地とするアーセナルのライバル、チェルシーがカリスマ獲得に年俸20億円という破格の条件を準備しているという。

　現在チームを率いるジョゼ・モウリーニョ監督とイブラヒモビッチの関係は良好だ。2008-09シーズンにはインテルでともに戦い、セリエA4連覇を達成。イブラヒモビッチは25得点を奪い、得点王に輝いている。