イスタンブール空港に2万5000人以上のガラタサライファンが集結

　トルコ1部ガラタサライは現地時間2日、モナコからコロンビア代表FWラダメル・ファルカオを獲得したと発表した。ガラタサライの日本代表DF長友佑都も自身の公式ツイッターで歓迎の意を示しているなか、空港に到着したファルカオを2万5000人以上のファンが出迎え、反響を呼んでいる。

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　ファルカオはアルゼンチンの名門リーベル・プレートで育ち、ポルトガル1部ポルトで欧州デビュー。ポルトでの2年間、その後に移籍したスペイン1部アトレチコ・マドリードで得点を量産し、その名を世界に轟かせた。その後モナコに移籍し、そこから期限付き移籍したマンチェスター・ユナイテッドとチェルシーでは苦しんだが、2016年にはモナコに復帰。輝きを取り戻していた。

　ガラタサライは国内リーグ2連覇中で、今季は3連覇を目指すシーズンとなる。UEFAチャンピオンズリーグ（CL）グループステージではレアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、クラブ・ブルージュと同組になったが、厳しい戦いを前にファルカオという心強い新戦力を手に入れることに成功した形だ。

　米スポーツ専門局「ESPN」公式ツイッターは、「2万5000人以上のガラタサライファンがファルカオに挨拶するために空港へ。信じられない」と綴り、ファルカオがイスタンブールの空港に到着した際の熱烈な歓迎ぶりを動画で投稿。世界的スターの到着に熱狂するファンに対して、子供とともに登場したファルカオは拳を突き上げて応じた。発煙筒を焚いて祝うファンもおり、現地には興奮の渦が巻き起こっている。

　ツイッターの返信欄には「CLでのプレーが待ち切れない」「25ゴール以上決めるだろう」とファルカオに期待するものから、「これがガラタサライのファンが持つパッションだ」「ガラタサライファンにはいつも驚かされる」とファンの情熱を称えるものも寄せられていた。

　欧州6チーム目となるガラタサライで、ファルカオはどんなプレーを見せるのか。長友のクロスからゴールを陥れる姿も、今季のトルコでは見られるかもしれない。