アーノルドが開幕戦でアシストを記録　元英代表MFマーフィー氏も絶賛

　プレミアリーグは開幕節の全試合を消化し、リバプールは現地時間9日のノリッジ・シティ戦で4-1と圧勝した。前半に4得点を挙げる猛攻を見せたが、4得点目をアシストしたイングランド代表DFトレント・アレクサンダー＝アーノルドの絶妙クロスを、英メディアが元イングランド代表MFデイビット・ベッカム氏を引き合いに出して称えている。

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　昨季UEFAチャンピオンズリーグ（CL）を制したリバプールは、リーグ戦はプレミア歴代3位となる勝ち点「97」を獲得するも、首位マンチェスター・シティに1ポイント差で及ばず。上位2チームで総勝ち点「195」と歴代最高の優勝争いを繰り広げたが、タイトルには届かなかった。

　悲願のリーグ初制覇を目指し、今季開幕戦のノリッジ戦を迎えた。試合は前半7分、相手のオウンゴールで先制すると、同19分にエジプト代表FWモハメド・サラー、同28分にオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクがネットを揺らし、瞬く間に3点差をつける。そして迎えた前半42分、右サイドでボールを受けたアーノルドは前方を確認し、ワンステップでアーリークロスを供給。ベルギー代表FWディボック・オリギの頭にピンポイントで合わせ、ダメ押し点をお膳立てした。

　英ラジオ局「talkSPORT」は「クロスにおいて、アーノルドは“ベッカムに匹敵”」と見出しを打ち、「右サイドバックを務めるアーノルドのクロスは、ベッカム以来の能力であることをマーフィーは主張している」と、リバプールのレジェンドでもある元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏の絶賛コメントを紹介している。