「AEDも安心安全なフェアプレーの一つ」 松田直樹氏の訃報から8年…姉・真紀さんの言葉

「自分にできることを、完璧ではなくてもいいんです」

 もし、目の前で人が突然倒れたら――。パニックに陥り、動けなくなるかもしれないが、AED講習の受講経験があるだけでも、一歩を踏み出す勇気になるかもしれない。「自分にできることを、完璧ではなくてもいいんです」と真紀さんは言う。人の多い場所であれば、人を集めれば処置可能な人が名乗り出る可能性もあり、事態を少しでも良い方向に持っていくことにつながるからだ。

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「まずは人をたくさん呼んでいただければ、『俺が、私ができるよ』となります。女性が(AED装着の際に)裸になってしまうという問題も、みんなでガードしてあげることもできますし、みんなが集まればいろいろなことができます。人が大勢いるなら人を集めることも大切。(AEDの)アプリもありますし、今は119番に電話すると(方法を)教えてくれますから、活用してもらえたらなと思います」

 そのための第一歩として、真紀さんはAED講習の大切さを強く訴えた。日本サッカー界を悲しみで包んだ松田氏の訃報から8年。サッカーを入口として、1人でも多くの命が救われるようになることを願いたい。

(片村光博 / Mitsuhiro Katamura)



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