クラブ史上最高額の94億円で加入したペペがスイス代表MFジャカらを手玉に取る

　アーセナルは現地時間2日、リールからコートジボワール代表FWニコラ・ペペをクラブ史上最高額となる移籍金7200万ポンド（約94億円）で獲得した。クラブ公式ツイッターは、期待のアタッカーがチーム練習に合流した模様を公開。主力クラスのスイス代表MFグラニト・ジャカら相手に股抜きを決め、「股抜きキング」「彼は怪物になる」とファンの注目度も高まっている。

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　昨季リーグ戦5位に終わり、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）出場権を逃したアーセナルは、リーグでリーグ戦22得点11アシストと爆発したペペに白羽の矢を立て、クラブ史上最高額となる7200万ポンドを獲得につぎ込んだ。チームを指揮するウナイ・エメリ監督も「トップクラスのウインガーを獲得することは今夏の重要なミッションの一つだった。彼の加入が決まって嬉しい」とペペの獲得成功に喜びを表していた。

　アーセナル公式ツイッターは、早速チームに合流したペペの様子を公開。「ロンド」と言われるボール回しで、ペペはプレッシャーをかけにきたジャカ相手に、素早く左足インサイドでボールを捌いて股抜きに成功。さらに、別のシーンでも左足アウトサイドで相手の股を抜いてみせた。

　自慢の左足でテクニックを見せた24歳のペペに対し、海外ファンからは「股抜きキング」「彼は怪物になる」「ペペ、彼がキャプテンだ」「状態はかなりいいね」と期待の声が上がっている。

　2003-04シーズンを最後にプレミア優勝から遠ざかっているアーセナルにとって、ペペは覇権奪還の切り札となるだろうか。