ユベントスとの名門対決を前に予防線を張るミラン監督 本田は8戦連続の先発落ちが濃厚

6位ミランと7位ユーベ 優勝戦線生き残りを懸けたサバイバルマッチ

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、今週末のリーグ第13節のゲームで昨季まで4連覇中の王者ユベントスとの大一番を迎える。敵地での一戦に向けたシニシャ・ミハイロビッチ監督の記者会見の様子を、イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が伝えている。

「すべての試合に対して最大限の準備をするんだ。特にこれがユベントス戦だからというわけではなくね」

 ミハイロビッチ監督は、こう切り出した。ミランとユーベのリーグ戦の通算対戦成績は、ミランから見て58勝63分71敗と分が悪い。特に近年はユベントスに対して苦戦が続き、5連敗中だ。ユベントスとのアウェーゲームで引き分け以上の結果を残したのは、2011年3月6日に1-0で勝利したのが最後だ。こうした対戦成績を踏まえてか、多少の予防線を張るような発言を続けている。

「我々は良い試合をするフィジカル的な準備もメンタル的な準備もできている。だが、このゲームは何か決定的なものではない。スクデット(リーグ優勝)やチャンピオンズリーグの出場権を決める試合ではないんだ。我々の今の目標は、1月にリーグ首位に立つことだ。ユベントス戦は決定的なゲームではない」

 指揮官はこう繰り返し、このビッグマッチの結果がシーズンを左右するものではないことを強調した。

 

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