日本代表「6月シリーズ予想布陣」 10番・香川、初選出の18歳MF久保の起用は?

ボランチは柴崎、センターバックは冨安の“相棒”の座を争う構図か

 ボランチは、3月シリーズで自身初のキャプテンマークを巻いたMF柴崎岳(ヘタフェ)は不動だろう。アジアカップで主力だったMF遠藤航(シント=トロイデン)、3月のコロンビア戦(0-1)でスタメン起用されたMF山口蛍(ヴィッセル神戸)が不在のなかでは、柴崎の“相棒役”をMF橋本拳人(FC東京)、MF小林祐希(ヘーレンフェーン)、MF守田英正(川崎フロンターレ)が争う構図になりそうだ。ゲームメーカー役とボール奪取役の組み合わせを貫いてきた点を考慮すると、橋本か守田が有力か。

 最終ラインはこれまでの起用法からDF酒井宏樹(マルセイユ)、DF冨安健洋(シント=トロイデン)、DF長友佑都の一番手は揺らがないだろう。ポイントの一つはセンターバックの一角だ。今回はキャプテンも務めたDF吉田麻也(サウサンプトン)が肺炎の影響で招集が見送られて不在。DF昌子源(トゥールーズ)、DF槙野智章(浦和レッズ)のどちらが冨安とコンビを組むか、今後のCB競争を占ううえでも注目だ。

 GKはベテラン川島永嗣(ストラスブール)、19歳大迫敬介(サンフレッチェ広島)が森保体制で初招集。ともに、キリンチャレンジカップ後のコパ・アメリカのメンバーにも選出されている。川島と権田修一(ポルティモネンセ)はシーズン最終戦に出場したのみ。大迫とシュミット・ダニエル(ベガルタ仙台)は所属クラブで正守護神を務めているが、アジアカップで一番手を務め、復帰組の川島を除くメンバーではキャップ数が最も多い権田が現状では一歩リードか。

「A代表、東京五輪チームの中で世代間の融合をしたいと思っている」

 森保監督が戦力をどのように融合させるのか、9月に控えるカタールW杯2次予選に向けても重要な2連戦となりそうだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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