長友が首位ローマ撃破に貢献、伊地元紙も絶賛 「サラーの突破を3度止めた仕事は決定的」

勝負を分けた3度の1対1

 コリエレ・デロ・スポルト紙は長友を「7点」という素晴らしい評価でたたえている。「(アレックス・)テレスとフアン(・ジェズス)よりも彼を好んだ、彼のスピードは唯一、サラーのスピードを抑えることができた。後半の彼のボールを奪うプレーがすべてを救った」と寸評では長友が持ち前のスピードから、テレス、ジュアンというレギュラーから定位置を奪ったと分析されている。
 地元紙「トゥット・スポルト」は及第点の「6点」。「前半は連携が弱く、ジェルビーニョが常にゾーンを越えていた。後半はサラーの突破を3回止めた仕事は決定的だった」と寸評では長友の3度に渡る一対一の勝利がポイントになったと指摘されている。
 今夏の移籍市場では放出要員とされてきた長友は、来年1月にバレンシア、セビージャ、プレミアリーグなどへ移籍する可能性も地元メディアに報じられているが、いきなり失地回復を印象付けるパフォーマンスを見せた。今季限りでインテルと契約満了となる長友だが、活躍を続けることで来季以降のインテルとの契約もつかみ取ることができるかもしれない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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