王様ペレがネイマールのプレーにダメ出し 「世界のベストに程遠い」

パス能力や展開力に課題があると指摘

 「サッカーの王様」ことペレ氏が、バルセロナのブラジル代表FWネイマールには改善すべき点が多くあると指摘した。昨季はバルセロナで三冠獲得に貢献。23歳にしてブラジル代表主将を務めるなど、同国をけん引する存在となっているネイマールだが、サッカー史上最高の選手と称される男の目には、まだ世界のベストに到達したとは映っていないようだ。

 ペレ氏はブラジル地元誌「PLACAR」の中で、ネイマールのプレーに言及。彼にも弱点が存在し、改善点が残されていると指摘した。

「ネイマールはストライカーだ。彼はフォワードとしてプレーし、とても特有なプレーヤーだ。彼が後ろに下がってくることはない。攻撃をオーガナイズすることもないし、ボールを展開することもない」

 変幻自在のドリブルや正確なシュートで得点を生み出すネイマールだが、チームとして攻撃の組み立てに関与したり、パスで試合をコントロールする能力は備えていない。守備での貢献も決して高いわけではない。

 

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