取り戻せ“鉄の団結” ユベントス指揮官が怒りのミニキャンプを実施

間近に迫るダービーマッチ

 今季から加入した選手も多い中、かつて“鉄の団結”と呼ばれたユベントスの一体感を取り戻すために、シーズン中では異例の共同生活を送らせることを明言した。31日の土曜日に待ち受けるゲームは、トリノとの本拠地ユベントススタジアムでの“トリノダービー”。UEFAチャンピオンズリーグの好結果で、リーグ戦の不振が進退問題に発展していないアッレグリ監督だが、ダービーに敗れたとなれば去就が騒がれることは避けられない。

「今日のゲームの技術的なことを話す気はない。私は自分の責任と今がどんな時かを理解している」

 智将と呼ばれるアッレグリ監督だが、この日は精神論に終始した。イタリアの絶対王者は、この敗戦で首位ローマからの勝ち点差が11になった。ユベントス専門のニュースサイト「tuttojuve.com」では、この試合を「スクデットに別れ」という見出しで報じるなど、5連覇への道のりへは悲観論があふれている。ビアンコネーロ(白と黒)は、伝統である鋼のメンタリティを取り戻し、逆襲に打って出ることができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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