今夏最大級の移籍金170億円で“白い巨人”へ　EL決勝進出を逃した場合、12日に発表か

　チェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールは今夏にもレアル・マドリードへ移籍することが確実視されている。そうしたなかで、スペイン紙「マルカ」は獲得決定の正式発表が行われるXデーは、プレミアリーグ最終節が行われる5月12日だと報じている。

　アザールのレアル移籍はすでに条件面で合意に達しているとも伝えられている。ただし、アザールはチェルシーの選手としてシーズンを全うすることを宣言しており、去就についての発表はクラブへの敬意を払う意味でもシーズン終了を待つとしていた。

　レアルファンにとってはやきもきする日々が続いているが、最短ではプレミアリーグ最終節が予定されている12日にも移籍が正式にアナウンスされる可能性があるという。チェルシーが“ヨーロッパリーグ決勝進出を逃した場合”という条件付きではあるが、その日がXデーになる可能性が浮上している。

　リーガ・エスパニョーラの最終節が19日であるため、その日まで発表が待たれる可能性もあるというが、いずれにしろアザールのレアル移籍は既定路線として報じられるようになっている。

　移籍金は1億4000万ユーロ（約170億円）とも言われる今夏最大級のビッグディール。アザールが“銀河系軍団”の一員となる待望の瞬間が、間もなく訪れようとしている。

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