レアル下部組織カデーテAに所属中井が凱旋、日本の名所巡りでSNSに写真投稿

　レアル・マドリードの下部組織カデーテA（U-16）に所属する“ピピ”こと15歳MF中井卓大は、16歳以下の国際親善大会である「U-16キリンレモンCUP」で主力としてプレー。決勝でFC東京にPK戦の末に敗れて連覇を逃したが、同僚のDFアルバロ・フェルナンデス・カレラスが26日にインスタグラムを更新し、中井との浅草2ショットや鎌倉大仏ショットを公開している。

　レアルの下部組織で研鑽を積む中井が日本に凱旋し、U-16キリンレモンCUPでプレー。日本人MFは要所で持ち前のスキルを発揮したが、チームは準優勝に終わった。来日中に選手たちは日本の名所巡りをしたようで、中井と決勝で共闘したDFカレラスが自身のインスタグラムで観光ショットを投稿している。

　カレラスは8枚の写真をアップ。試合中やインタビューを受けているカットとともに、4枚目はチームで鎌倉を訪れた際、大仏の前で撮影した集合となっており、中井は中段左から2番目に腰かけている。また、夜の浅草仲見世通りをバックに中井と収まった1枚を最後に紹介した。カレラスは「日本、忘れられない経験！」と感激した様子で綴っており、印象に残る滞在となったようだ。

　183センチのカレラスと並んだ中井だがサイズ的に見劣りはせず、現在は180センチにまで成長。日本が誇る期待の星は、スペインでライバルたちと切磋琢磨を続けながら飛躍を期す。