108億円の価値を示すマンUの神童 今度はCLでチームを救う同点弾

マルシアルがPK献上も、窮地を救う

 マンチェスター・ユナイテッドの19歳FWアンソニー・マルシアルが、またも得点を挙げてチームを救った。UEFAチャンピオンズリーグのグループステージ・グループBの第3節CSKAモスクワ戦で前半に相手の先制点につながるPKを献上する失態もあったが、後半に汚名返上の一撃を決めてチームを敗戦の危機から救った。

 前半14分に、ペナルティーエリア内に侵入したDFマリオ・フェルナンデスの突破を止めようと、守備に戻ったマルシアルはハンドを犯してしまい、CSKAにPKが与えられた。MFエレメンコが蹴ったシュートはマンUのGKダビド・デ・ヘアが素晴らしいセーブで一度は防ぐも、かつてJリーグの柏や徳島でプレーしたFWドゥンビアがきっちりと詰めて先制点を奪われてしまった。

 マンUは敵地ということもあってか、モスクワに攻め込まれる場面もあったが、追加点を与えることなく粘り強く闘い続けた。そして、MFフェライニを投入して流れをつかむと、後半20分に右サイドからDFバレンシアのクロスが上がる。マルシアルがこれをダイビングヘッドで合わせて同点に追いついた。失点にも絡んだが、高い決定力を見せた19歳の神童がユナイテッドを救った。

 1-1で引き分けたユナイテッドは、1勝1分1敗の勝ち点4でCSKAと並んでいる。同7のヴォルフスブルクが首位、同3のPSVがグループ最下位となった。

 今夏に最大で約108億円にも上るといわれる高額の移籍金で加入。移籍金が高過ぎるのではという周囲の雑音もあったが、今季公式戦9試合5得点という活躍を見せるなど、その価値を確実に証明しつつある。主将ウェイン・ルーニーや、新たに背番号7番を背負うFWメンフィス・デパイなどが低調な出来で批判も浴びる中、すっかりこの新星がチームの中心に君臨している。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング