「少し行き詰まっています」 A代表初選出の橋本拳人、ホテルでの“戸惑い”を告白

コロンビア戦は出場機会なしも「常に自分がプレーすることを意識して見ていた」

 コロンビア戦では橋本に出番は巡ってこなかったが、FC東京の同僚である室屋がFWラダメル・ファルカオ(モナコ)やMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)を擁する南米の強豪と対峙している姿をベンチで目の当たりにして、刺激を受けたと語る。

「普通にやっていたし、本当に素晴らしいプレーをしていた。負けていられないという気持ちもある。常に自分がプレーすることを意識して見ていましたけど、前半はコロンビア相手に面白いサッカー、躍動感のあるサッカーをしていた」

 26日に対戦する同じ南米のボリビアはFIFAランキング60位と、日本の27位から大きく順位は下がる。それでも、橋本は「間違いなく身体能力が高くて、球際とか一つひとつのプレーの質は高い。そこで負けないようにしたい」と警戒する。

「ビルドアップの時にボランチのポジショニングだったり、常にいろんなところに顔を出して、縦に早く行ける時は行くけど、ボールを落ち着かせる時はボランチが中心になってビルドアップしていくと(森保監督は)言っていた。そこは自分の役割だと思って試合に臨みたいですね」

 メンバーの入れ替えが予想されるボリビア戦で、橋本はA代表デビューを果たし、森保監督にアピールすることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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