日本代表、準優勝アジア杯から招集外は誰? 国内組3人、DF最多5人…「未招集リスト14人」
コパ・アメリカへ強化着々、アジア杯から未招集はGK1人、MFとFWがそれぞれ4人
日本サッカー協会は14日、22日のコロンビア戦(日産スタジアム)、26日のボリビア戦(ノエビアスタジアム神戸)に向けた日本代表メンバー23人を発表した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
1月にUAEで行われたアジアカップを準優勝で終えた日本だが、その大会で招集されたメンバーの多くが未招集となった。GK権田修一(ポルティモネンセ)、DF長友佑都(ガラタサライ)やDF吉田麻也(サウサンプトン)、MF原口元気(ハノーファー)、FW大迫勇也(ブレーメン)ら各セクションの主力クラスも3月シリーズのメンバーから外れている。
欧州リーグが佳境を迎えている点やそれぞれのコンディションなども考慮した一方、森保一監督は招集メンバーについて次のように語っている。
「アジアカップから選手を入れ替えて3月の試合に臨むということで、日本代表としてのベースをさらに広く強固にしていけるように、これから臨む大会の中で一部のコアな選手でしかチームが回らないことにならないように、多くの選手に厳しい戦いを経験してもらい、チームコンセプトを理解してもらうことで将来の戦いに生かしたい」
“コアメンバー”とも言える選手たちの招集を見送ったと言外に示唆した森保監督。DFの安西幸輝(鹿島アントラーズ)と畠中慎之輔(横浜F・マリノス)、FWの鈴木武蔵(北海道コンサドーレ札幌)と鎌田大地(シント=トロイデン)の4人を初招集したことからも、戦力の発掘とベースアップを図ろうとしている意図が垣間見える。
アジアカップ組(負傷変更や追加招集を含む)から未招集は、GK1人、MFとFWがそれぞれ4人、そしてDFから最多5人が招集外となっている。森保監督が語ったとおり、経験豊富な実力者や大会で起用された選手ばかりが並ぶ。指揮官の思惑では、今回外れた14人をベースに、3月シリーズで招集したメンバーをいずれ融合させる算段なのだろう。6月にブラジルでのコパ・アメリカを控えるなか、着々と強化を進めている。