レバンドフスキが大爆発! 公式戦5試合連続マルチ、17日間で14ゴール

欧州選手権予選12得点は歴代2位タイ

 バイエルン・ミュンヘンで大爆発中のポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの勢いが止まらない。8日の欧州選手権予選グループDのスコットランド戦で先発出場すると、開始直後の3分と後半終了間際のアディショナルタイムにそれぞれゴールを決め、2得点の活躍。アウェーで2-2の引き分けに持ち込んだ。

 ブンデスリーガ出場7試合で12ゴールの得点力をいかんなく発揮した。前半3分、FWアルカディウス・ミリク(アヤックス)からのラストパスで抜け出すと、右足で冷静に流し込んで先制ゴールを決めた。その後、2点を奪われて逆転を許すも、後半終了間際のアディショナルタイム、ゴール前のこぼれ球に反応するとスライディングしながら押し込み、この日2点目のゴール。この価値ある1点がチームに勝ち点1を呼び込み、ポーランドが本大会出場へと前進した。

 とにかく現在のレバンドフスキは、全世界に強烈なゴールマシーンぶりを見せつけている。所属のバイエルンで、9月22日のヴォルフスブルク戦における9分間で5ゴールという金字塔を打ち立てて以来、絶好調だ。同26日のマインツ戦で2ゴール、同29日のUEFAチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦で3ゴール、10月4日のドルトムント戦で2ゴール。そして、この日はポーランド代表として2ゴール。公式戦5試合連続で複数得点を記録し、実に17日間で14ゴールの荒稼ぎを見せている。

 そして、レバンドフスキの好調が一過性でないことを示すデータもある。この日の2ゴールで、この欧州選手権予選でのゴール数を12に伸ばした。これは歴代2位タイの記録だ。トップは2008年大会予選における北アイルランド代表FWデイビッド・ヒーリーがマークした13ゴール。記録まであと1ゴールに迫っている。

 

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