総額39億円の男 クロップ監督はリバプール史上最高額の指揮官に

モウリーニョ、ベンゲルに次ぐプレミア3位の金額

 前ドルトムント指揮官ユルゲン・クロップ氏の、リバプール監督就任が正式に決まった。英地元紙「デイリー・ミラー」によれば、その年俸は700万ポンド(約12億9000万円)に達しており、これはプレミアリーグではチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督、アーセナルのアーセン・ベンゲル監督に次ぐ金額だという。

 また英地元紙「テレグラフ」では紙面の最終面で、3年契約でリバプールにやってきたクロップについて「アンフィールドの2100万ポンドの男」という見出しで特集。これはリバプールの監督史上最高年俸となるようだ。リバプールの真っ赤な練習着に身を包んで契約書にサインする様子の写真とともに掲載し、48歳のドイツ人監督のイングランド上陸を大歓迎で伝えている。

 決意を新たに臨むクロップ監督は、すでにリバプールへの忠誠も誓っている。「明日からは年中無休でリバプールの男だ」という本人からの熱いコメントもリポートされている。

 その待遇からも期待の高さが窺える。ブレンダン・ロジャース前監督が指揮を執った3年4ヵ月間は、無冠に終わっていた名門にやってきたドイツ人指揮官。心まで赤く染めた男は、リバプールを栄光へ導くことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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