「神は日本人だった」 進化を続けるリベロ長谷部をドイツ誌が絶賛「ほんの35歳」

フランクフルトのMF長谷部誠【写真:Getty Images】
フランクフルトのMF長谷部誠【写真:Getty Images】

長谷部がリベロとして起用されるようになり、フランクフルトの成績も右肩上がり

 フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠は、ドイツ12年目のシーズンを迎えている。35歳にして、キャリア最高とも言えるシーズンを過ごしていると評価されるなか、現地時間24日付のドイツの有名サッカー雑誌「11FREUNDE」が長谷部を特集し、「神は日本人だった」と称賛した。

 “神は死んだ”とはドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉で、同誌はニーチェが19世紀末の社会を分析した末に、ニヒリズム(虚無主義)に辿り着いたと紹介。「キリスト教文明が自らの基盤を追放し共生原理を破壊した状況で、将来が陰鬱なものに見えていた」と綴ると、今季開幕時のフランクフルトもそこまで劇的とは言えないまでも、似たような状況にあったと表現した。

 実際、今季のフランクフルトはニコ・コバチ監督がバイエルンへと移り、そのドイツ王者と対戦したスーパーカップでは0-5と完敗。アディ・ヒュッター新監督が採用した4-2-3-1システムはなかなか奏功せず、ブンデスリーガ3試合を終えて勝ち点3と苦しんだ。長谷部は開幕戦を体調不良で欠場すると、第2節はベンチ外、第3節は90分間出場なしと、一時は構想外に陥ったかと懸念する声も上がった。

 しかし、ヒュッター監督は第4節RBライプツィヒ戦(1-1)から前任者の使っていた3バックにシステムを戻すと、守備の“重鎮”である長谷部をリベロとして投入。長谷部はそこから筋肉の問題で欠場した3試合を除いて国内リーグですべてフル出場を果たしており、昨年11月にはアジアサッカー連盟(AFC)から「アジア最優秀年間国際選手賞」に選出されたほか、ウィンターブレイク中にはドイツ誌「キッカー」から「前半戦最高のCB」にも選ばれた。


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