堅守崩壊で低迷のチェルシーに弱気発言連発のモウリーニョ「キャリア最悪の時」

今季リーグ14位、欧州CLで古巣ポルトにも負ける異常事態

 今季リーグ14位とよもやの低迷を見せるチェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督がキャリア最悪の時期と認めて苦悩を明かした。英地元メディア「BBC Radio 5 live」に対して語ったもの。
 昨季、モウリーニョ監督が率いるチェルシーは、プレミアリーグとリーグカップの二冠を達成。意気揚々と第2次政権3年目に突入した。しかし、ライバルチームが大型補強を敢行する中、昨季のベースを崩さず補強が最小限にとどまった影響なのか、今季は開幕から不振にあえいでいる。7試合を消化し、ここまで2勝2分3敗の14位と下位に低迷している。欧州チャンピオンズリーグでもレアル・マドリード監督時代に因縁のあった守護神イケル・カシージャスのプレーする古巣ポルトに敗れるなど、昨季の無敵の強さは陰を潜めている。
 想定外の低迷に、ポルトガル人指揮官は「これは明らかに私のキャリアで最悪の時だ。そしてキャリア最悪の結果でもある」と強気で鳴らす負けず嫌いがすっかりと弱気になっている。
「全く異様な経験だね。二度と繰り返したくないような経験だ。明日の試合(サウサンプトン戦)からまた勝ち始めたいね」

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