堅守崩壊で低迷のチェルシーに弱気発言連発のモウリーニョ「キャリア最悪の時」

低迷続けば進退問題浮上も

 モウリーニョ監督は同じクラブを指揮した際に3年目に成績を下げる傾向があると、かつて記者会見で指摘された際には「グーグルで調べてこい!」と激昂していた。だが、完全にチェルシーでの第二次モウリーニョ政権は3年目の転落という指摘通りの流れになっている。
 主将DFジョン・テリーが加齢によるスピード不足を露呈しているのに加え、守護神ティボー・クルトワの負傷離脱で鉄壁守備はリーグワースト2位の失点数とボロボロに崩れている。FWディエゴ・コスタが出場停止を受けるなど、序盤から問題点が続出している。昨季長期契約を延長したばかりだが、このまま浮上できなければ進退問題も浮上する羽目になる。スペシャル・ワンを自称する男が、非常事態の王者を立て直すことができるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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