バロンドール候補59人から名手ブッフォン外れる イタリアがFIFAに大激怒

メディアがFIFA大バッシング 「ブラッター最後の恥知らず」

 2015年のFIFAバロンドール(年間最優秀選手)候補59人が発表されたが、ユベントスの大守護神が選外になったことで、イタリアで波紋を呼んでいる。2日、イタリア各紙は一面で怒りにあふれた見出しと共に、イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが外されたことを伝えている。
 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」では、「バロンドール、59人のリストにブッフォンがいない」という見出しで速報。その後、「バロンドールからブッフォンは除外された。これは正しいのか?」とFIFAの選考に疑問を呈し、読者アンケートを開始。日本時間2日の17時ごろの段階では、すでに8割ほどの票が「NO」に投じられている。
 イタリア国内でもユベントス寄りと見られることが多い地元紙「トゥットスポルト」は、さらに過激な見出しで報じている。
「ブッフォンがバロンドールの外に。ブラッター最後の恥さらし」
 FIFA内部の汚職事件を受け、米FBIから捜査の手が伸びているとされるゼップ・ブラッター会長の名前を出し、厳しく批判している。

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