「ブンデス最高の左足」 バイエルン会長がハメス称賛、去就への明言は避ける

バイエルンのMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
バイエルンのMFハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

ルンメニゲ会長がハメスに言及 「基本的に彼はスーパープレーヤー」

 バイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長が、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを「私は彼の大ファンだ」と称賛した。しかし、レアル・マドリードから期限付きでバイエルンに加入している同選手の将来については明言を避け、買い取りオプションを行使するのかどうかは今後も注目されることになった。

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 現在バイエルンに所属するハメスは、2017年に2年間の期限付きでレアルから加入した。移籍初年度は先発起用が多く主力として活躍。しかし、ニコ・コバチ監督が就任した今季は途中出場が多く、思うように活躍できていない。左膝の負傷で戦列を離れるまでのリーグ戦では、先発出場が5試合にとどまっていて、指揮官に対して不満を溜めていると報じられてきた。

 ルンメニゲ会長はデュッセルドルフで開催されたスポーツビジネス展「SPOBIS」に出席。その時の取材で優勝争いや移籍が噂されるチェルシーFWカラム・ハドソン=オドイのことなど、さまざまな質問に応じるなかでハメスの状況について語った。

「基本的に、彼はスーパープレーヤーで、おそらくブンデスリーガ内で最高の左足を持っている。特に、昨季の後半戦にはユップ・ハインケス(前監督)の下でそれを証明してみせた。我々全員が常に彼がピッチに立つのを見たいと願っている」

 ルンメニゲ会長は、昨季公式戦39試合に出場し8得点14アシストを記録したハメスを称えた。その一方で「彼が信頼にたりうるかを決めるべきは監督だ」と、メンバー決定権はコバチ監督にあると主張した。

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