「すごく大きい」 DF長友佑都、イラン戦先発濃厚のエースFW大迫に全幅の信頼
強敵イラン戦、相乗効果も含めたエースFWの働きに期待 「やっぱり違う」
日本代表は28日のアジアカップ準決勝でイラン代表と対戦する(現地時間18時キックオフ/日本時間23時)。この一戦で先発復帰が濃厚のエースFW大迫勇也(ブレーメン)に関して、DF長友佑都(ガラタサライ)は「1人いるだけでやっぱり違う」と全幅の信頼を寄せている。
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今大会、日本のファーストゴールを決めたのは大迫だった。グループリーグ初戦トルクメニスタン戦は先制弾を献上するも、大迫が同点弾を叩き込むと、4分後に逆転ゴール。最終的に3-2で逆転勝利を収めている。試合後に右でん部痛を再発し、以降は別メニュー調整で3試合連続で出場を回避。準々決勝のベトナム戦で後半27分から途中出場し、ようやく戦列に復帰した。
強敵イランと激突するなか、大迫の先発復帰が濃厚となっている。選手たちもエースの復帰を前提に話をしており、長友も「次、大迫が入るというのはすごく大きいと思う」と影響力の大きさを口にした。
「彼は1人のプレーヤーだけじゃなくて、2人、3人、4人目のプレーヤーを輝かせる。それがチームにとってどういう相乗効果になるか。彼のプレーはみんな分かっていると思うけど、1人いるだけでやっぱり違う」
大迫不在の試合ではFW北川航也(清水エスパルス)やFW武藤嘉紀(ニューカッスル)が代役として起用されたが、それぞれプレースタイルも異なり、2列目との呼吸が今ひとつ合わずにいた。攻撃面で多くの課題が露呈していたなか、攻撃の大黒柱が先発復帰するとなれば、これほど心強いことはない。
大迫はイラン戦の前日練習でも明るい表情を見せており、コンディションも上々。長友は相乗効果も含めて、エースの働きに期待を寄せている。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)