古巣ポルト戦敗北でイライラ爆発のモウリーニョ 決勝点に「バカバカしい」連発

何千回も研究したセットプレーで決勝点を奪われ敗戦

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は29日、UEFAチャンピオンズリーグ1次リーグ第2節で古巣のポルトと対戦し、1-2で敗れた。その痛恨の敗戦後、研究を重ねていたセットプレーからの失点に激怒。「バカバカしいゴール」と連発しながらいら立ちを爆発させた。英メディア「スカイ・スポーツ」が報じている。
 モウリーニョ監督は、チームの出来にこそ不満は示さなかったものの、コーナーキックからの失点に怒り心頭だった。
「良いパフォーマンスだったが、2つのバカげたミスがあった。時にそういうミスは起きるものだ。だが、相手はそれのツケを払うことがなく、我々は払うことになった。2失点目はバカげたミスだ。我々は何千回もポルトのコーナーキックを再生して見てきた。我々は完璧に準備していた。試合を完全に支配下に置き、交代の準備をしている間にバカバカしいゴールが決まってしまった」
 後半7分、左CKに合わせたポルトDFマイコンのヘディングでの一撃が決勝点となった。今季のチェルシーの課題となっている、勝負所での集中力の欠如があらわになった格好だ。

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