ミラン主将が悪童バロテッリの更生に慎重論 「クリスマスまで様子を見よう」

クギを刺すミラン主将

 しかし、ミランの主将はそうした加熱する報道にクギ を刺すようにこう語っている。
「彼がイエローカードを受けたときに、今日は変化を見せなければいけない日だと伝えたんだ。試合中、彼はずっと挑発されていたが、成熟した面を見せた。だが、まだ1試合が終わっただけだ。クリスマスまで様子を見よう。彼が本当に変わったのかどうかは、その時に判断すればいい」
 過去には、ピッチ内で相手選手の挑発に乗ってレッドカードを受けることも少なくなかった。ピッチ外では、SNSへの投稿や愛車でのドライブで騒がせる問題児としても知られている。事実、ミランへの復帰が決まって2週間とたたないうちにスピード違反により免許停止処分を受けている。
 そうした行為を過去のミラン所属時やイタリア代表のチームメートとして目の当たりに してきたモントリーボだからこそ、慎重論を唱えたのだろう。3カ月後のクリスマスの日、バロテッリは主将から更生に太鼓判を押してもらうことができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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