バロテッリ先発固定と3トップが解決策 伊紙が沈黙のミラン本田外しを推奨

本田にとって厳しいデータ

 バロテッリが高く評価される一方、今季開幕からノーゴール、ノーアシストと沈黙が続いている背番号「10」については厳しいデータを紹介。「ところが、一方で本田はトップ下のポジションで64分間で25回しかボールに触っていない」とプレーに関与する機会が少なかったことを指摘した。
 さらに、シルビオ・ベルルスコーニ会長が「バロテッリが3つの攻撃のポジションをカバーできる。だからトップ下もできる」というコメントも紹介している。
黒子役、泥仕事というミランのトップ下らしからぬ部分でミハイロビッチ監督から評価と手厚い擁護を受けてきた本田だが、チームが勝ってもなおブーイングと批判の声はイタリアでやむ気配はない。3トップシステムこそ、ミ ハイロビッチ監督が検討すべきテーマだという声が今上がっている。一刻も早くゴールを奪う以外に、背番号10の重責を担う本田がミランで生き残る道はないのかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング