バロテッリ先発固定と3トップが解決策 伊紙が沈黙のミラン本田外しを推奨

一夜で主役となった悪童

 ACミランが敵地ウディネーゼ戦で復帰後初ゴールを決めたFWマリオ・バロテッリを先発に固定し、日本代表FW本田圭佑を外す3トップにシステム変更すべきだと地元メディアが報じている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「ミランにはバロテッリという問題がある。解決法? 3トップだ」と特集した。
 昨夏、30億円の移籍金を残し、旅立ったリバプールでは戦力外となった。今季はレンタル料ゼロの期限付き移籍で古巣のミランに復帰したバロテッリは、すでに主役となっている。
 ウディネーゼ戦では2トップの一角として今季初先発し、自ら得 たファウルから芸術的なFKを決めた。その悪童について特集では「ウディネーゼ戦ではバロテッリが司令塔のプレーを体現した。ミハイロビッチ監督はバッカとアドリアーノを諦めず、バロテッリも起用できる」と報じている。
同紙は、バッカ、アドリアーノの今季新加入2トップに加え、バロテッリを同時先発させるメリットを支持した。
データ上でもバロテッリ起用がミハイロビッチ監督にとっての正解だという。敵地ウディネーゼ戦ではバロテッリのボールタッチ数は68回。特にボナベントゥーラ、デヨングとパス交換をしたという。これを上回るのはボランチに入ったモントリーボの69回だけだった。ピッチ全面を駆け回り、「ミランの心臓だった」と絶賛されている。

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