韓国紙「日本代表の雰囲気はそこまで良くない」 大迫の負傷離脱で“戦力ダウン”と指摘
「戦力では日本優位」とオマーン戦を展望も、エース不在に警鐘鳴らす
日本代表は13日、UAEで開催中のアジアカップ・グループリーグ第2戦でオマーン代表と対戦する。初戦で格下のトルクメニスタンに、3-2と苦戦を強いられた日本のチーム状況について、韓国メディアも注目している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
韓国のスポーツ紙「スポーツ朝鮮」は、「客観的な戦力では日本が優位にある。FIFAランキングでも50位の日本に対し、オマーンは82位。しかし、雰囲気はそこまで良くない。トルクメニスタンに辛勝し、優勝候補と呼ばれるには試合内容はそこまで良くなかった」と伝えている。
また、同紙は「初戦で2ゴールを決めた大迫勇也が負傷で離脱したのは、日本にとって大きな痛手だ。大迫は森保一監督が就任してから6試合に出場し、4ゴールを決めているエースだからだ」と報じ、頼れるFWが抜けたことで、戦力ダウンは否めないと指摘している。
思わぬ形で苦戦を強いられた初戦での試合内容に加え、エース大迫の離脱。苦しい状況のなか、オマーンを相手にどのような結果を残すのか、韓国メディアも注目している。
(金 明昱 / Myung-wook Kim)
金 明昱
1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。