日本代表、アジア杯初戦で思わぬ苦戦 それでも「スーパーポジティブ」の理由

成長段階の森保ジャパンにとって、“結果”と“教訓”の二兎を得た一戦

 白星発進を飾ったとはいえ、日本の選手たちは一様に課題を口にした。その一方で、逆境を乗り越えた確かな手応えも広がっており、前向きな言葉を残した1人がGK権田修一(サガン鳥栖)だ。

 強烈なミドルシュートを叩き込まれたシーンについて「僕もああいうシュートがあると分かっていてやられてしまった」と反省したが、「僕らが7試合するためには、少しずつ上げていかなければいけない」と決勝までの道のりを見据えている。グループリーグ3試合後、決勝トーナメント4試合を踏まえ、徐々にパフォーマンスを高めていくイメージだ。その第一歩となる初戦で、苦戦しながらも勝利を手にした事実を重視し、噴出した課題も今後に生きると力を込めた。

「勝ち点3プラス、いろいろ反省点が出たことが今後に生きると考えるのがスーパーポジティブかなと」

 選手たちは危機感を共有しながら、攻守の改善に努めている。成長段階の森保ジャパンにとって、“結果”と“教訓”の二兎を得た一戦と言えそうだ。

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