レオナルド氏が今季セリエAを語る 古巣のインテル、ミランの復活を予想

ミラノ勢とローマ、ユベントスが優勝争い

 元ブラジル代表のレオナルド氏が、イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」のインタビューに応じ、今季のセリエAについて語っている。
 選手、監督としてミランに関わり、インテルでも指揮官の経験があり、イタリアサッカーにも深く精通している。同氏は、「インテルは優勝争いの本命の一つだと言えるだろう。とてもポジティブなスタートだ」と、開幕4連勝で首位に立っているインテルを高く評価。一方で、「ミランとインテルに大きな差は感じられない」と、開幕4試合で勝ち点6のミランについても実力的には遜色ないと語った。また、ミランの監督時代にライバルのインテルでプレーしていたFWマリオ・バロテッリについて「僕は彼のことが大好きなんだ。今、彼は成熟する時期に入ろうとしている」と、大きな期待を寄せている。
 そして、4試合で勝ち点4とやや出遅れているユベントスについては、「近年とは違う。4連覇もしてUEFAチャンピオンズリーグのファイナリストにもなったが、一つのサイクルが終わって新しく生まれ変わったチームだ。それでも、競争力があることに変わりはない。ローマも含め、最後の最後まで優勝争いは面白くなるのではないか」と、絶対的な王者として飛び受けた存在ではないという。ローマのことを「良く準備されているチーム」と表現し、ミラノ勢を含む4チームが優勝争いの軸になると予想した。

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