ウェストハムのスラベン・ビリッチ監督が、プレミアリーグ第6節でマンチェスター・シティに2-1で勝利した気分を「女の子でいっぱいのパブにいるようだった」と語り、その喜びを爆発させた。英地元紙「マンチェスター・イブニングニュース」が報じている。
　ウェストハムは、ここまでアーセナルやリバプールといった強豪にも勝利するなど、リーグ序盤に多くのサプライズを提供しているクラブの一つだ。躍進中のチームを指揮するクロアチア人監督は「勝つことはもちろん大好きだ。素晴らしい勝利だった」と、試合を振り返る。
　開幕5試 合を無失点で突き進んでいたシティに初めて土をつけた。ご満悦の様子の指揮官は、さらに「女の子で埋め尽くされたパブにいるようだったよ」とユーモアあふれるコメントでこの喜びを表現した。
　
　ウェストハムはこれで今季4勝目を挙げたが、そのうち3勝はアーセナル、リバプール、シティという昨季のトップ6を敵地で倒したもの。ビリッチ監督も「アウェーでの試合は、時にチームをより組織的なチームへと変える。何も問題ない」と語るなど、チームの勝負強さを誇っている。
　現在3位につけるウェストハム。昨季も序盤戦は好調だったが、最終的には12位で終わっている。ごきげんな新指揮官の下、今季はシーズンを通してリーグをにぎわす存在となることができるだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文　text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images