「香川のゴールが相手の戦意を喪失させた」 ドルトムント同僚が証言

リーグ戦開幕5連勝で首位をキープ

  ドルトムントの元U-21ドイツ代表MFヨナス・ホフマンが日本代表MF香川真司の決めた2点目でレバークーゼン戦の勝利を引き寄せたと証言している。クラブ公式サイトが伝えている。
「今日は先にリードを奪えたことが大きかった。それにより、敵陣にスペースが生まれることになったからね。とは言っても、レバークーゼンから激しいプレッシャーを受けることは覚悟していた。重要だったのは、2点目が相手の戦意を喪失させたことだ。もちろん、次のオーバのゴールも全員で喜んだけどね」
 ドルトムントは本拠地レバークーゼンと対戦。3-0と大勝を収める中、前半19分に香川のアシストから先制点をあげたホフマンは勝敗の鍵となったのは、香川の一撃だったと見解を示している。
 後半13分に香川が右足のアウトサイドでゴール右隅に流し込み、2点目となる追加点をあげると、後半28分にはFWピエール・エメリク・オーバメヤンがPKを決め切り、勝利を決定づけた。
 この勝利で、リーグ戦5連勝で首位をキープ。また、公式戦11連勝となり、クラブ史上最高の連勝記録を打ち立てた。昨季二部降格危機に瀕するほどの不振に陥ったドイツの名門が、今季から就任したトーマス・トゥヘル新監督の下、これ以上ない最高の船出を切っている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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