マンUの超新星をファン・ハール監督も大絶賛 「偉大な才能を証明した」

2得点の大活躍

 マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、19歳の超新星FWアンソニー・マルシアルを「偉大な才能」と絶賛した。指揮官はデビューゴールを決めたリバプール戦後にも、この新星に賛辞を贈っていたが、その評価はまさにうなぎ上りとなっている。英地元紙「デイリースター」が報じている。
 このフランス代表の若き逸材は、20日のサウサンプトン戦で2得点を挙げた。デビューゴールを決めたリバプール戦に続く2試合連続弾で実力を見せつけた。1点目は日本代表DF吉田麻也がペナルティーエリアに侵入したMFマタをブロックしたこぼれ球を受けると、冷静な コントロールからDFをかわしてシュートを流し込んだ。2点目は吉田の不用意なバックパスを奪い、確実に得点へと結びつけた。
 
「マルシアルはもっと良くなっていくだろう。ハイレベルな能力を持っているし、大きなプレッシャーの中でも実力を発揮している。それはきっと彼の偉大な才能なのだろう」
 モナコから移籍金総額108億円で獲得し、「ティエリ・アンリ二世」とも称される男には大きな期待と重圧が掛かっている。しかし、この日は先発起用に応えて2ゴール。気負いを感じさせないプレーに大物の片鱗をうかがわせている。
 
「彼がシステムにすぐ適応してくれて、私はハッピーだよ。誰にでもできることではない。しかし、彼はそれができると証明した」
 19歳の超新星の 実力は本物なのだろうか。オランダ人指揮官も認める才能は、スターダムへの階段を順調に駆け上がっている。

 

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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