ラウルが自らのクラブ得点記録に迫るC・ロナウドを称賛 「表現する言葉がない」

「今までの歴史とは別のレベル」

 レアル・マドリードのレジェンドである元スペイン代表FWラウル・ゴンザレスが自らのクラブ得点記録更新に近づくポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを称賛している。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。
「現時点で比較対象は存在しない。クリスティアーノとメッシの仕事について表現する言葉はない。歴史的において、彼らは歴史上別のレベルに存在する。クリスティアーノは信じられないよ。6年間で平均50ゴール以上を決めている。20得点を決めることですら、十分難しいというのに」
 白い巨人でさまざまな偉業を達成した “至宝”はメッシ、そしてレアルで記録更新に近づいているロナウドのゴールラッシュを祝福している。
「記録は存在しているけれど、個人的には重要なものではなかった。目的は同僚の手助けをして、クラブが重要な勝利を挙げること。自分の達成には満足している。クリスティアーノ・ロナウドはさらにゴールを量産することは間違いないだろう」
 現在アメリカ2部ニューヨーク・コスモスの育成ディレクターと選手を兼任しているラウルは、レアルで公式戦741試合出場323得点を記録している。そして、ロナウドは400試合以上試合数が少ない中で、ラウルの記録にあと2ゴールとしている。
「彼は長い間、多くのゴールを量産し続けるだろう。チームがタイトルを獲得する手助けをするかもしれ ないね」
 リーガで優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝3回など数々のタイトルをチームにもたらした。スペインの至宝は、“CR7”がレアルに栄光をもたらすことを確信している様子だった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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