モイーズに悲劇再び!? ソシエダ開幕4戦白星なしで解任危機浮上
昨季残留に成功もユナイテッドに続き、モイーズ政権1年持たずか
レアル・ソシエダのデイビッド・モイーズ監督が解任危機に直面している。19日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第4節のエスパニョール戦で2-3と敗れたソシエダは、これで今季2分け2敗とした。いまだ未勝利で、暫定17位に沈むチームは、20日予定の他クラブの試合結果では、降格圏の19位まで転落する可能性がある。
英地元紙「ガーディアン」や「デイリーミラー」は、こうした結果を受け「モイーズの将来に疑問」という見出しでスコットランド人指揮官の窮地を紹介している。
昨季途中にクラブの新監督に就任し、チームを1 部残留に導いたモイーズ監督だが、今季は開幕から低迷。開幕からの3試合はいずれも得点を奪うことができずにいた。ホームにエスパニョールを迎えた今節では、FWアギレチェが待望のシーズン初ゴールを決めて先制。しかし、守護神GKルジが退場となるなど、窮地に追い込まれて、最終的には逆転負けを喫した。
エバートンでの11年間に及ぶ指揮で高い評価を受け、2013年シーズンには名門マンチェスター・ユナイテッドの指揮官にまで上り詰めたモイーズ監督。ユナイテッドでは1シーズン持たずに解任され、昨年11月にスペインへ活躍の場を移した。しかし、スタートダッシュの失敗で、就任1年と経たないうちに、去就問題が浮上してしまった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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