クロップに2度振られていたリバプール 11月にも3度目の交渉開始か!?

ドイツ人記者が暴露

 リバプールがドルトムントのユルゲン・クロップ前監督の招聘(しょうへい)に2度も失敗していたことが明らかになった。ドイツ人記者ラファエル・ホニシュタイン氏の発言を、英地元紙「デイリースター」などが報じている。
 
 同記者は「これはもはやシークレットではないだろう。リバプールはすでに2度、クロップを連れてこようと試みていた」と、同クラブ注目の監督人事について言及した。
 クロップ氏は昨季限りでドルトムントを退任。2度のリーグ制覇をはじめ、2013年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準優勝などの成績を残し、2000年代前半から後半に掛けて続 いた低迷からチームをすくい上げ、復活へと導いた。その手腕が高く評価され、ビッグクラブからの関心が伝えられていた。
 このリポートによれば、リバプールは11月にも再びクロップ氏と来季の就任に向けた交渉が行われる可能性があるとされている。現在チームを率いるブレンダン・ロジャース監督は、4季目のシーズンを戦っている。しかし、これまでタイトルとは縁がなく、昨季はCL出場権の獲得も逃している。昨季途中には解任のうわさも流れたほどだった。
 その動向に注目が集まるクロップ氏だが、現場復帰の舞台はプレミアリーグ、それも悩める名門リバプールの復活を託されることになるのだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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